11月5日妙義遠征その4 EOS6D本格始動(いまさら)

昨日、年内のすべての授業が終了し、課題にすりつぶされながらも冬休みに入りました。やっと11月妙義遠征の最後の記事を書ける訳です。EF200mmの結果を楽しみにしていた方(いるかな?)はお待たせしました。

成果

まずはカリフォルニア星雲から。

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EOS 6D (HKIR) ISO1600 3min*31
EF200mm F2.8L USM (F4自作円形絞り)

写りやすいのは助かりましたが、フラットがいまいち合わず苦労しました。それと真面目な画像処理は2年ぶりくらいだったので、カラーバランスの微調整の感覚を思い出せませんでした。

次はオリオン。

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EOS 6D (HKIR) ISO1600 4min*24
EF200mm F2.8L USM (F4自作円形絞り)

馬頭のあたりの赤が不自然に飽和していたり色ムラが取れていなかったりと、いろいろツッコミどころはありますが、一応年内には仕上げたかったのでひと段落とします。

6Dを使った感想としては、これまでのカメラと比較してとにかくノイズが少ないと感じました。オリオンなんて100分も露光していないのに、ここまで出てくれるとは思っていませんでした。X6iだとザラザラになっているはずです。いや~いい買い物をしました。3か月くらい前の買い物ですけど。

その反面、今まで何も苦労していなかったフラットに苦しめられることになったので、フラットボックスを作るなり、何か考えなくてはなりません。それとPixInsightとPhotoshopを入れたので、処理フローも改善しないと。やることは沢山あります。まあまず大学の課題を捌かなくては…

おまけ1 EF200mm F2.8L の星像

EF200mm F2.8L USM と EOS 6D の組み合わせの星像です。フルサイズとなら赤ハロもそれほど気になりませんでした。そして何より周辺でも星が点です。悪くないと思いますがどうでしょう。さすがに天体用に特化したACL200やRedCat51には敵わないと思いますが、それよりはお安いですし、一本どうでしょう。次は絞り環なしのF2.8開放で撮ってみようかな。

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おまけ2 アクスタ写真の再処理

Photoshopを入れたので合成写真がやりやすくなりました。そこでもう一度合成してみました。地上と星を分けてマスク処理したので、前より見やすくなっています。

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明け方の地学部

きらら同好会の人たちの反応を見てみたいですね。